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2012.06.14 (Thu)

舟を編む



 いやぁ、面白かった!
 さすが、2012年本屋大賞作品!

    『 舟を編む 』  三浦しをん

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 玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
 個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
 しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。
 言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。
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 タイトルの『舟を編む』から、どんな話なのだろうと思っていた。
 「舟」とは辞書のことだった。

 そうそう、私は辞書とか百科事典の編集は、一体どうやっているんだろうと、昔から思っていた。
 この本を読むと、その雰囲気はわかる。
 実際にそうなのかどうかは知らないけど……。

 ある言葉を掲載して、ある言葉をボツにする。
 ドライに行われる場面もあるだろうし、喧々囂々の議論があることもあるだろう。

 辞書編集部に配属された新人は、「まじめさん」。
 名字が「馬締」なのだ。

 小説なんだから、わざわざそんな珍しい名前にしなくたってとも思うが、小説だからこそこの状況でこの名字が使える。

 私は、同じ編集部の西岡さんが気になって仕方なかった。
 チャラチャラしている男性という設定なのだが、いいヤツなんですよ、この人。

 情熱を持って物事に取り組む姿に嫉妬するのは、よ~くわかります。
 そんなとき、自分は一体何やってんだと思っちゃいますよね。
 西岡くんは、エライ!

 物語は後半、一気に15年ほどジャンプする場面がある。
 辞書の編纂の行方や、馬締さんの恋愛の行方も気になるけど、私は西岡さんがどうなっているのか、そっちも気になって気になって……。

 この本、倍のボリュームがあってもよかったと思います。
 楽しい本を読みました!

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テーマ : オススメの本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 西岡 大渡海 馬締 三浦しをん 舟を編む

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

いづみさんへ

こんばんは。
ご無沙汰しています。

この本は、本当に面白い。
中1になった息子は、ケラケラいいながら、あっという間に読破。
あんまり関係ないですが、彼は、図書委員をしています。
読書好きだから、図書委員がやりたいとスピーチして、競り勝ったそうです。

たしかに、読書でなにかが見えてくることはあります。
さあ、明日もがんばろうっと!
星田直彦 |  2012.06.15(金) 00:12 | URL |  【編集】

読書タイム

ご無沙汰しております。
お元気ですか。
大学院生もすっかり板について来られたのではないでしょうか。
私の方は仕事で大変崖っぷちの状態です。
誰にも相談できず半べそ中です。
そんなとき、私の処方箋は「読書」だったと
星田さんの今日のブログを拝見し思い出しました。
崖っぷち自体に効用があるとは思いませんが、
苦しいときこそ視界を広げよだと思い、
この土日でしをんさんの本を購入します。
どこかで目にした書評でも大好評で、気になっていました。
ありがとうございました。
いづみ |  2012.06.14(木) 23:48 | URL |  【編集】

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