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2011.12.29 (Thu)

ビブリア古書堂の事件手帖



 由希子がよいというので、読んでみた。
 ほお、これは、癖になる。

 今年最後の本の紹介にふさわしいかな。
 いや、こんな本を読み始めたら、年末の作業が滞るかも。
 それくらい気に入った。

    『 ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』 三上 延

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 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
 だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
 これは“古書と秘密”の物語。
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 いいよぉ。
 これはいわゆる「安楽椅子探偵」もの。

 文庫には4つのお話が入っていて、私は2つしか読んでない。
 でも、続きが読みたくてうずうずしている。

 なぜだか、五浦大輔に感情移入している。
 篠川栞子は、すこし年上。
 なんだか、『めぞん一刻』のような雰囲気。

 テレビドラマ化には、もってこいだと思う。
 華やかさには欠けるかもしれないけど……。

 今年10月には、『 ビブリア古書堂の事件手帖2 』も出ている。
 とりあえず、キープだな。

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テーマ : オススメの本 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 篠川栞子五浦大輔安楽椅子探偵古本屋ビブリア古書堂三上延ビブリア古書堂の事件手帖

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)

Comment

きくちゃんへ

こんにちは。

じつは、すでに2巻目の2つ目の話に入っています。
読みたくてうずうずするというのは、いいですよね。

続きを早く読みたいけど、
そうすると残りがすくなくなるし、たしかに残念な気持ちになります。

星田直彦 |  2011.12.29(木) 12:27 | URL |  【編集】

私も読みました。

新聞の書評を見て、二巻目が出た直後に二冊とも読みました。


私自身「本好き」ということと、鎌倉には何度も行っていることもあって
すごく感情移入でき、あっという間に読んでしまいました。


まだ二つしか読まれていないようなので、詳しくは書きませんが

トリックということだけでなく、伏線がいくつも張り巡らされていて・・・

最近読んだ本の中で、面白さでは間違いなく一番です。
読んでいて残りのページが少なくなってくるのを残念に思ったのは久しぶりでした。
きくちゃん |  2011.12.29(木) 11:50 | URL |  【編集】

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