
羅生門 新しい言葉、いや、新しくはないのだが、とある言葉を知った。
羅生門効果 Rashomon effect 黒澤明監督の映画『羅生門』(1950)に由来する言葉だ。
ウィキペディアに寄れば、「ひとつの出来事において、人々がそれぞれに見解を主張すると矛盾してしまう現象」。
映画の中では(私はこの映画を見たことがないのだが)、殺人事件が発生する。
被害者、被害者の妻、加害者の盗賊が、それぞれに異なる証言をして、捜査が行き詰まってしまう。
面白いのは、この三者三様の設定は、芥川龍之介の『羅生門』ではなく、『藪の中』にある。
『羅生門』を見てみたくなった。
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