FC2ブログ
10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月  |HOME管理

2018.10.23 (Tue)

関の山



 え~と、まずは、言葉の説明から。
 若い人だと、使ったことも聞いたこともないと言うかもしれない。

--------------------------------------------------------------
■関の山(せきのやま)
 一生懸命やってできる可能な限度。精いっぱい。「一日に一冊読むのが関の山だ」。(デジタル大辞泉)
--------------------------------------------------------------


 意味は知っているという人が多いだろう。
 しかし、「関の山」とはなんなのか?

(1) 「宝の山」のように、「関」が「山」のようにあるのか?
(2) 「鹿児島の山」のように、「関」というところにある「山」なのか?
(3) 「Mt.Fuji」としての「富士山」のように、固有名詞の「Mt.Sekino」なのか?
(4) 「今日が山だ」というときの「山」なのか?
(5) その他

 (4) がなんとなく近いような気がするのだが、その場合は「関の」の意味が全くわからない。
――とまあ、以前から「どういうことなのだろうなぁ」と疑問に思っていたのだが、先日、その謎が解けました。

【 続きです! 】



   『東海道五十三次之内 関』 歌川広重筆
    ※画像をクリックすると、大きな画像を見ることができます。


 10月13日のブログで、東海道の44番目から49番目の宿場を紹介しました。
 そのうち、47番目の宿場が「関」なのです。
 現在は、三重県の亀山市にある「関町」です。
 「関の山」の「関」は、ここのことです。

 次に、「山」とは、祭りのときの「山車(だし)」のことです。
 関西では「山車」のことを「山(やま)」と言います。
 で、「関」の夏祭りに出る「山」が、それはそれは立派だったので、「これ以上のものはない」という意味で「関の山」といわれるようになったとか。


   関宿祇園 夏祭り のポスター
    ※画像をクリックすると、大きな画像を見ることができます。


 しかし、そうだとすれば、「関の山」には「最高」という意味があってしかるべきなのだが、いつの間にか意味が悪い方へ転じて、「精一杯」「せいぜい」などという意味になってしまった。
「いくら立派な山車を作ろうとしても、道の幅以上の大きなものは作れない」と言う意味で、「関の山」という説もあるそうな。

 実は、「関の山」については、このことを調べようとしてわかったのではなく、別のことを調べていて謎が解けたのです。そういうのって、結構カイカンです。
 あ、「関ノ山」という力士もいたそうです。

関連記事
スポンサーサイト


テーマ : 雑学・情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 関の山 関ノ山 三重県 亀山市 東海道五十三次 東海道 固有名詞 富士山

00:10  |  言葉  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

souuさんへ

こんばんは。

まだまだ知らないこと、わからないことがあるって、
ある意味、まだまだ人生を楽しめそうでうれしくなりますね。

自分のことを「これくらいが関の山」だんなんて思わずに、
すこしずつでも前に進むことを肝に銘じたいと思います。
星田直彦 |  2018.10.24(水) 00:20 | URL |  【編集】

チコちゃんは知っている

チコちゃんじゃないけれど何気なく使っている
言葉っていっぱいありますね。
この歳になると子供以上にあるのかもしれませんが
関は何処かの関だろうとは思いましたが それを
調べてなんて考えもせず使ってました。
souu |  2018.10.23(火) 06:46 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tadahikostar.blog21.fc2.com/tb.php/3214-f46261ad

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |