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2018.02.04 (Sun)

「ミイラ」はどこから?



 先日、トム・クルーズの『 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 』を見たので、ちょっと気になったことを調べてみた。

「マミー mummy」とは、「ミイラ」のこと。
 日本では、たいていの場合、「ミイラ」という。
 漢字表記では、「木乃伊」。
 しかし、これが日本語だとは思えない。
 だから、調べてみた。

「広辞苑」によると……、
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 ミイラ【mirra ポルトガル・木乃伊】
(木乃伊は mummy の漢訳語)人間または動物の死体が永く原形に近い形を保存しているもの。天然的ミイラと人工的ミイラとがあり、天然的ミイラは土地の乾燥と、鉱物的成分、空気の乾燥、寒冷のために、死体が自然に乾固したもの。人工的ミイラは主として宗教上の信仰から人間の死体に加工してその腐敗を防止したもので、エジプト・ミャンマーなどに見られる。
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 なるほど、ポルトガル語からの由来か。
 では、「mirra」とは何なのか?
 ここまで来て、「mirra」になんとなく聞き覚えがあったのだけど、自信はなかったので、もう少し調べてみた。

【 続きです! 】


 調べていくと……、ヨーロッパでは、エジプトのミイラに薬効があるとされていた時代があったそうな。
 その薬効とは、多分、「不老長寿」。

 ミイラを薬として飲むの!?
 びっくりするが、う~ん、なんとなく気持ちはわかる。

 それとは別に、ミイラの防腐剤として「没薬(もつやく)」と呼ばれる、古くから香として焚いて使用されていた樹木があった。これが、ポルトガル語で mirra 。
 私がアロマの勉強をしていたとき、「ミルラ」というが何度も登場していた。あれか。
 ウィキペディアによれば、「没薬(もつやく)とは、ムクロジ目カンラン科コンミフォラ属(ミルラノキ属)(英語版)の各種樹木から分泌される、赤褐色の植物性ゴム樹脂のこと」。


   ※ミルラ(没薬)(Wikipedia)

 そんなこんなで、「ミイラ薬」と「ミルラ(没薬)」の混同が起こったのではないか……、という説がある。
 漢字表記の「木乃伊」は「mummy」が由来なのだが、読みの「ミイラ」は「mirra」が由来という、ねじれ現象が起きてしまったらしい。

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タグ : mirra ミルラ 没薬 ポルトガル語 木乃伊 ミイラ ザ・マミー トム・クルーズ

00:10  |  アロマ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Hyaruさんへ

おはようございます。

寝袋の「マミータイプ」ですか~。
知りませんでした。
勉強になりました。
とてもわかりやすいけど、そのままミイラになってしまいそうな~。
星田直彦 |  2018.02.05(月) 11:11 | URL |  【編集】

ミイラは、アロマのミルラが由来でしたか、なるほど。

マミーというと、森永乳業の乳製品の方が先に頭に浮かびます。メーカーのサイトにネーミングの由来の記載は見つかりませんでしたが、おそらく母親・ママの幼児語の mammy でしょう。

山登りで使う寝袋に、封筒タイプと人形タイプがありますが、人形タイプはマミータイプとも言いますね。
Hyaru |  2018.02.04(日) 09:46 | URL |  【編集】

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