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2017.07.11 (Tue)

井中之蛙



 久しぶりの故事成語シリーズです。
 今回はこれ!

   井中之蛙

 実は、つい先日、知った言葉なのです。
 でも、漢字を見れば、さすがに意味は推測がつきますよね?
 はい。きっと、その意味ですよ。

 問題は、これを何と読むか?

【 続きです! 】


 『荘子』の秋水篇の中に、「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」とあります。

   井蛙は以て海を語るべからず
   虚(きょ)に拘(とら)わるればなり。

   井戸の中の蛙に海について語ってはならない
   自分の狭いすみかにとらわれているから


 意味としては、まさに、「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」ということです。
 『荘子』が語源だったのですね。

 さて、読みは……、

   せいちゅうのあ

 「蛙」の音読みに「あ」があるなんて知りませんでした!
 たとえば、「蛙声」は「あせい」と読みます。

 「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」という四字熟語もあります。
 蛙や蝉が鳴き騒ぐ声のことで、転じて「くだらない議論や文章」をあざけるときに使います。

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テーマ : 漢字 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 荘子 井中之蛙 故事成語 井の中の蛙大海を知らず 蛙鳴蝉噪 蛙声 せいちゅうのあ

00:10  |  言葉  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

Comment

きくちゃんへ

こんばんは

「アオガエル」のことを「青蛙」というのですね。

ということは、なんとなく思ったのですが、
昔の人は「蛙(ア)」という読みを、
今の人よりよく知っていたかもしれませんね。
星田直彦 |  2017.07.12(水) 18:47 | URL |  【編集】

カエルが最高!

カエルの写真がいいですねぇ!(笑)


「蛙」を「あ」と読むのを知っていました。
何でだろう?と考えたら
岡本綺堂(「半七捕物帳」の作者)の
「青蛙堂(せいあどう)奇談」を読んでいたからでした。
怪談風味の短編集で、私はなかなか面白いと思いました。

「半七捕物帳」も面白い! 
きくちゃん |  2017.07.12(水) 11:57 | URL |  【編集】

アンギラスさんへ

こんばんは

そうですよね。
「あ」は、出てきませんよね。
星田直彦 |  2017.07.11(火) 22:48 | URL |  【編集】

けい・だと思ってた

「井中」は「せいちゅう」かなと思いましたが、
蛙のツクリが「圭」だからケイと読むものだ!と思い込んでました。「蛙」の音読みが「あ」とは・・・
アンギラス |  2017.07.11(火) 19:51 | URL |  【編集】

souuさんへ

こんばんは

今日のブログを書きながら、
私は「井蛙」っていうのを俳号とかにしたら、
かっこいいのではないかと思ってました。

やはり、すでにおられましたね。
星田直彦 |  2017.07.11(火) 19:45 | URL |  【編集】

りょうけんさんへ

こんばんは!

「蛙瞰図」ですか……、初めて聞きました。
「鯨瞰図」なら聞いたことがあります。

「下から見上げたような図」ということですが、
「蛙」でないとダメなのかなと思いました。
「人」が見上げた図とどう異なるのかなと思いました。

調べてみます。
星田直彦 |  2017.07.11(火) 19:43 | URL |  【編集】

「井蛙と雖も大海を知らざるべけんや」
書家に井蛙と名付けていらっしゃる先生があります。
souu |  2017.07.11(火) 05:59 | URL |  【編集】

蛙は「あ」

上から見下ろしたような図を「鳥瞰図」
下から見上げたような図を「蛙瞰図」
というので、知っていましたが、今、
変換しようとすると、「阿感ず」になってしまいました。
やっぱり一般的じゃないのかな
りょうけん |  2017.07.11(火) 03:44 | URL |  【編集】

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