2017.03.19 (Sun)
弘前城が動く!

※弘前城・石垣工事
※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。
要点だけを書きます。
弘前城の石垣に外側に膨らむ現象「はらみ」が見つかっています。
このままでは、大地震が起きたときなどに簡単に崩れてしまいます。
だから、修理する必要があります。
ところが、困ったことに、石垣の上に弘前城の天守がある!
石垣の修理のためには、先に天守を移動しなければ修理ができない。
弘前城が動く!
http://www.hirosakipark.jp/ishigaki.html
天守を移動!?
え、本当にそんなことをするの?

※移動後の弘前城天守
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※移動前の弘前城天守があったところ
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じつは、「するの?」ではなく、天守の移動(曳家工事)は、2015年の夏に終わっています。
サイトの説明によれば、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)を、約3か月かけて移動したそうな。
大胆な工事をやったのですね!
私が訪れたときには、その「曳家工事」という珍しい工事を体験できるようなイベントが行われていました。

※曳家工事体験イベント
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移動したあとの天守には、登ることができました。
貴重なタイミングで登ったのかもしれません。
元に位置に天守が戻るのはいつのことなのでしょう?
そのときにはまた「大移動」が行われるわけですね。
弘前城の桜はとても有名です。
現在の弘前城はどうなっているのか、桜の頃に見に行ってください。

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動く城・・・
リンク先でみたら、明治30年にも移動させてるようで、技術的には昔からあったんですね。
礎石に柱が乗ってるだけだから動かせるのでしょうが、鉄筋コンクリート製の復興天守閣なら、基礎部分がずっぽり埋まってるので移動は不可能ですね。
リンク先でみたら、明治30年にも移動させてるようで、技術的には昔からあったんですね。
礎石に柱が乗ってるだけだから動かせるのでしょうが、鉄筋コンクリート製の復興天守閣なら、基礎部分がずっぽり埋まってるので移動は不可能ですね。
アンギラス |
2017.03.19(日) 15:51 | URL |
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弘前城は、1611年、2代藩主・津軽信枚が1611年に完成させたもので、廃藩にいたるまでの260年間、津軽氏の居城として藩政を司った。天守閣、櫓、城門などがほぼ廃城時の原形をとどめており、いずれも重要文化財に指定されている。城跡は国の史跡となっており、天守は現存12天守に数えられている。桜の名所でもある。
2018/10/10(水) 13:01:21 | ぱふぅ家のホームページ
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なるほど、もともと礎石に上に「置いてある」という構造だから、動かせるわけか。
言われてみれば、その通りですね。
だから「やれる工事」をやったということか。
いや、それでも、大変な工事だと想像します。