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2016.10.25 (Tue)

虎渓三笑


   ※京都市美術館
    ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。


 京都市美術館に行った。伊藤若冲の展覧会があったからだ。
 どうやら、若冲は今年生誕300年ということらしい。

 東京都美術館での「生誕300年記念 若冲展」はものすごい人出だったようだが、それとは別の内容のようだ。たぶん、全く別の展示だと思う。
 並ぶことはなく、す~っと入館できた。


   京都市美術館 若冲の京都 KYOTOの若冲 
   http://www.mbs.jp/jakuchu-kyoto/


 若冲と言えば鶏の絵が有名。今回の展示でもたくさんの鶏を見ることができた。
 鶏だけでなく、鸚鵡、鶴、鵜、鯉、象……など、まるで動物園。

 絵とは別に私が気になったのが、「虎渓三笑図」という作品。
 3人の男性がなにやら笑っている。立ち話が盛り上がってるって感じ。だから「三笑」なんだな。ということは、「虎渓」は地名かな?


   ※「虎渓三笑図」(部分)


 あれ、「虎渓三笑」? この四字熟語は、以前に読んだことがある。
 くやしい! 意味が出てこない!
 ん~、どんな意味だったっけ……?

【 続きです! 】


 ギブアップして、調べちゃいました!
 簡単にいうと、あること(話)に夢中になって、他のことを忘れてしまうこと。

 上の絵はどういう状況かというと、登場人物は3人。
 まず、晋の慧遠(えおん)法師。絵の中のどの人物なのかは、私はわからない。
 この慧遠法師は、山奥に隠れ住んでいて、もう二度と虎渓にある橋を越えまいと堅く心に誓っている。

 そこへ、陶淵明、陸修静がやってくる。久しぶりに会う3人だから、話が盛り上がる。 そして、彼らが帰らなければならない時間になる。

 そこで、慧遠法師は、「では、すこし送っていこう」ということにする。
 道中も話が盛り上がって、気がついたら、虎渓にある橋を渡ってしまっていた。
 そのことに気づいた3人が大笑いしている――という絵。

 これがなぜか、絵の題材としてよく使われている。
 たしかに、ほのぼのとして楽しいエピソードだと思う。

 私も気を取られてやるべきことを忘れてしまうというのがよくある。
 でも、私の場合は、人間が小さいので「悔しい」と思ってしまう。


   ※伊藤若冲(Wikipedia)


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タグ : 陸修静 慧遠法師 陶淵明 虎渓三笑 若冲の京都 KYOTOの若冲 東京都美術館 生誕300年 伊藤若冲

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