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2016.10.04 (Tue)

判じ絵

 「判じ絵」をご存じですか?
 江戸時代に大人から子どもまで広く庶民に流行した「絵で見るなぞなぞ」です。
 この説明は、チラシの説明を拝借しました。

 先日、奈良県立万葉文化館でこんな特別展を見ました。

   判じ絵の世界
   目で見る江戸のなぞなぞに挑戦。
   ※上記の特別展は、すでに終了しています。



 たとえば、「鈴」の絵があって、その鈴の中に目が描かれていたら、これを「すずめ」と読むわけです。
 まあ、こんなのは初歩の初歩で、どうやったらそう読めるのだというのもたくさんありました。

 見るだけではなくて考えなければならいので、適当に飛ばして見たつもりでも2時間近くかかってしまいました。
 会場から出る頃にはもうへとへとでした。

 では、これは?



【 続きです! 】


 「砂」の字がひっくり返っています。
 「ナス」ですね。

 いやいや、この程度なら十分読めるのです。
 では、次はどうですか?



 この子どもは「金太郎」です。
 江戸時代は、こういう出で立ちの子どもは「金太郎」だと相場が決まっていたようです。
 まず、そこが難しいですよね。

 で、その「金太郎」は上半身しか描かれていません。
 これは、紙のスペースの関係でこうなっているのではなく、意図的です。
 こういう場合は、「読み」も上半分しか使わないという「暗示」です。
 したがって、「きん」か「きんた」か。

 となりには「象」が描かれています。
 これでもわからなければ、ヒントを見ましょう。
 「そうじの道具」です。
 もうおわかりですね。

 江戸時代(明治、いやいや昭和に入っても)には、1枚の紙にこういうのが何問も掲載されているものが販売されていたようです。
 今でいうとクロスワード雑誌みたいなものです。

 知識も要求されます。
 東海道五十三次を知っていないと解けない、江戸の地名をたくさん知っていないと解けない――みたいな感じです。
 なかなか文化度が高いなぁと感じました。

 判じ絵のポストカードが欲しかったのですが、気に入ったのが見つからなかった。残念。

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テーマ : 雑学・情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 東海道五十三次 金太郎 奈良県立万葉文化館 なぞなぞ 江戸時代 判じ絵

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