2016.02.23 (Tue)
リアス海岸

※シドニーの南に広がるリアス式海岸(Wikipedia)
※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。
悔しいことがある。
先日のブログで、「弥生式土器」とは言わず「弥生土器」と呼ぶようになっていると書いた。
同様に、「リアス式海岸」ではなく、「リアス海岸」と表記するようになったらしい。
このことは、調べて知った。こんな基本的な用語を知らなかったなんて、悔しい。
で、あらためて「リアス海岸」を調べてみた。
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もともと海岸線に対して垂直方向に伸び、河川により浸食されてできた開析谷が溺れ谷になり、それが連続して鋸の歯のようにギザギザに連なっているような地形をリアス式海岸という。(Wikipedia)
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なるほど、どのようにして「リアス海岸」が形成されたのか説明されている。ちなみに、「開析」とは「地上の起伏に多数の谷が切れ込んで河川が浸食する作用(広辞苑)」。
この説明文の中に「垂直」の文字がある。じつは、これがキーワードだと知った。
というのは、海岸線に対して平行に開析谷が沈水すると、海岸線はギザギザにはならない。この場合には別の用語がある。

※ダルマチア沿岸部(Wikipedia)
※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。
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海岸線に対して平行な開析谷が沈水した場合は、ダルマチア式海岸と呼ばれる。(Wikipedia)
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「ダルマチア式海岸」というそうな。初耳。
上記の説明のようにして形成された海岸なので、海岸線に平行な細長い島が形成されるという特色がある。
ふぅ~ん、勉強になった。
ちなみに、「ダルマチア」とは、クロアチアの沿岸地域一帯のこと。
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