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2015.11.27 (Fri)

「明るさ」の単位は?



 全世界の人が同じ単位を気持ちよく使えるようにということで、国際単位系SIでは、まず、7つの基本単位を定めている。
 この7つの基本単位をご存じかどうかというのが、最初の問題。

   長さ…………メートル[m]
   質量…………キログラム[kg]
   時間…………秒[s]
   電流…………アンペア[A]
   熱力学温度…ケルビン[K]
   光度…………カンデラ[cd]
   物質量………モル[mol]


 この中でいちばん知られていないのが、光度(簡単に言えば、明るさ)の単位だと思うのです。

 では、1カンデラというのは、どれくらいの明るさか?

【 続きです! 】



   ※川崎の東芝未来科学館で展示されていました。
    ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。


 「カンデラ」と聞いて、「キャンドル」と似てるなあと思った人は偉い! 「カンデラ」は、「獣脂ロウソク」という意味のラテン語に由来しています。

 カンデラの国際的なデビューは、1948年。それまでは、「燭」という単位が用いられていました。
 カンデラは燭を引き継いだもので、1カンデラは、ほぼ1燭。
 つまり、昔の細いロウソク1本の明るさだと思えばよいでしょう。

  ・太陽  約3.15×10^27cd (10^27 は、10の27乗のこと)
  ・月   約6.5×10^15cd


 つまり、太陽の明るさは、ろうそく3.15×10^27 本分。
 でも、こんな例では数値が大きすぎて、雰囲気がつかめませんね。

 ちょっと調べたら、ある会社の電球100Wに相当するLED電球が1520ルーメンと表示されていました。
 説明は省きますが、実は

  1 ルーメン=1 カンデラ×4π

という関係があります。したがって、1520を 4π(≒12.57)で割れば、何カンデラかわかります。

  1520÷12.57≒120.9

 したがって、およそ120カンデラということになります。
 ろうそく約120本分でした!

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テーマ : 自然科学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : ルーメン キャンドル 東芝未来科学館 光度 カンデラ 基本単位 SI 国際単位系

00:10  |  数学  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

りょうけんさんへ

おはようございます。

キャンドルと、シャンデリア、カンテラ……
似ているのに使い分けがされていて、面白いなと思いました。

「燭」が使われていた頃の電球、東芝未来科学館で見たときにはほとんど何も感じなかったのですが、今はちょっと感慨深いです。
星田直彦 |  2015.11.28(土) 08:27 | URL |  【編集】

獣脂蝋燭だったのか

カンデラとキャンドルと、シャンデリアとカンテラは、全部「明るい物」とか言うのが語源だと思っていました。

蝋燭1本が、1燭光とか考えていましたけれど、獣脂蝋燭と櫨から作る和蝋燭と、現在よく使われるパラフィン蝋燭とでは、微妙に明るさは違いますよね。
ややこしいもんだわ。
りょうけん |  2015.11.27(金) 21:34 | URL |  【編集】

アンギラスさんへ

こんにちは

「明るさ」の概念の中にある単位はいっぱいあります。
ルクスは、照度の単位です。

同じ懐中電灯の明るさでも、光源の遠近で照らされる側の明るさが異なります。
これをルクスで表します。
星田直彦 |  2015.11.27(金) 13:39 | URL |  【編集】

ルクスは

明るさの単位にルクスってのもありましたよね。
アンギラス |  2015.11.27(金) 09:26 | URL |  【編集】

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