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2015.11.05 (Thu)

出世花 と ビブリア

 最近はちょっと読書量が増えてきた。
 私の記録のためにも、2冊を軽~く紹介。



    『 出世花 』  高田 郁

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「不義密通を犯した妻の血を引く娘に、なにとぞ善(よ)き名前を与えてくださらぬか」
 幼いお艶(えん)と共に妻敵(めがたき)討ちの旅に出て六年、江戸近郊で無念の死を遂げた矢萩源九郎(やはぎげんくろう)が寺の住職に遺した言葉である。
 しかし、源九郎の骸(むくろ)と魂は三昧聖(さんまいひじり)によって清められ、安らかに浄土へ旅立つ。
 「艶」から仏縁の「縁」と改名した少女が美しく成長する姿を、透明感溢れる筆致で描く感動の時代小説。
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『みをつくし料理帖』シリーズが終わってしまってから、さびしい思いをしていた。
『銀二貫』も読んだが、あれは1冊だけで終わってしまったし……。

 で、由希子から『出世花』を紹介してもらった。すでに2冊目も出ているらしい。
 この『出世花』は、高田郁の小説家としてのデビュー作。

 冒頭から少女に過酷な状況が訪れる。
 少女である寺で、遺体を清めて火葬するという職業に就く。

 4つの話が入っていたが、少女が成長する話とともに、推理小説仕立てにもなっている。
 なかなか面白い。






    ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ 』   三上 延

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 太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。
 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?
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 ビブリアシリーズの6冊目。
 ずいぶん前に購入していたのだが、ようやく読むことができた。
 話は私にとっては、かなり複雑で難しかった。

 今回は、1冊丸々太宰治。
 作者は、シリーズ1冊目から、この局面を想定して書いていたのかな?
 もしそうだとしたら、小説家って本当にすごい人たちだなと思います。

 物語がどんどん佳境に入っていくのだが、私としては、栞子さんが古書に関するふんわりとした謎をふんわりと解いていくような話がよいのですが……。
 そんな話も混ぜてもらえたら、もっとうれしかったなぁ。

 それはさておき、続きが楽しみ!

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テーマ : 読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 三上延 太宰治 晩年 ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さん 銀二貫 みをつくし料理帖 高田郁 出世花

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