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2015.09.18 (Fri)

針が1本の時計





 上の写真は、東京都墨田区にある「セイコーミュージアム」に展示されていた時計です。
 特徴は……、わかりますよね?
 そうなんです。「単針式」といって、針が1本しかありません。

 現在のアナログ時計には長針と短針がありますが、実のところ、長針は「オマケ」です。長針なんてなくても、時刻を知ることはできます。
 ただ、長針があれば「便利」です。
   ※2015.9.18 8:40 文面を修正いたしました

 残念ながら、上の時計はいつの頃のものか表示がありませんでした。
 よく見ると、15分ごとに目盛りが刻まれているのがわかります。


   ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。


 1953年にテレビでCMが流された目覚まし時計です。
 残念ながら私にはそのCMの記憶はありませんが、この形の目覚まし時計ならどこかで見た記憶があります。

 さて、ここで問題です。
 よく知られている問題だと思うのですが……、

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【問題】
 上の目覚まし時計の長針と短針が取れてしまいました。
 ところが、時計に耳を当てるとカチコチと音が聞こえます。
 どうやら、長針と短針が取れただけで、そのほかは正常に動いているようです。なんとかして、この時計が示す時刻を知る方法はないでしょうか?
 もちろん、長針や短針を取り付けるというのはナシです。
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 デジタル時計ばかり使っていると、なかなか思いつかないかもしれません。

【 続きです! 】


 もういちど写真をご覧ください。
 この目覚まし時計には、長針と短針のほかに、目を覚ます時刻をセットするための「赤い針」があります。取れてしまったのは、長針と短針ですから、この「赤い針」は残っているのです。

 したがって、この「赤い針」をゆっくりと回していけば、あるところで目覚ましが鳴るはずです。そのとき「赤い針」が指す時刻を読めばよいわけです。

 では、懐かしい時計のいくつかをご覧ください。


   ※トリップメイト(1962年)


   ※コロナ 大いに普及した実用目覚(1965年)


   ※1968~72年の自動巻の腕時計


   ※セイコーミュージアムの中

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タグ : 自動巻 トリップメイト 目覚まし時計 目盛り 短針 長針 アナログ時計 単針式 セイコーミュージアム 墨田区

00:10  |  雑学 ★雑木話★  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)

Comment

うにうにさんへ

おはようございます。

楽しい、計算シミュレーションをありがとうございます。
そんなに大きな時計が必要になるのですか!
せめて、午前と午後で分けて、1日2周にしたほうがよさそうですね。
これで半分の円周になりますから、直径も半分。
それでも、直径5kmかぁ、大きいですね。

針は大変そうですから、秒の動きを約1600万個のLEDで示す。

大変です! 分で考えましょう。
1年を分で表すと、525,600分。
(そんな歌詞の歌がありましたね)
間隔を1cmとすれば、直径約1673m
う~ん、どこかの公園で実現できないかと考えたのですが、これでもデカイ!

ゆっくり考えることにします。
よいネタをいただきました。
ありがとうございます。
星田直彦 |  2016.01.19(火) 09:42 | URL |  【編集】

1年で1周する文字盤

こんにちは,ご無沙汰しております。
ちょっと暇つぶし(暇ではないので正しくは逃避?)に考えてみました。
かりにそんな時計ができたとして,どのくらいの大きさになるか。
秒まで正確に読もうと思ったら,秒の目盛り感覚はできれば1mmは欲しいところです。
1年はざっと3150万秒なので,円周の長さ=3150万mm,したがって直径=3150万÷π=1000万(mm)=10km
かなり広い土地が必要そうですね。あと,それだけの長い針を曲がらないように維持するにはどういう在室がいいのでしょうか。クリアすべき課題は多そうです。
うにうに |  2016.01.18(月) 16:25 | URL |  【編集】

「お名前がありません」さんへ

おはようございます。

Swatch Internet Time は、1日を1000ビートとするのですよね。

私は、今の時間のシステムの方が好きだなぁ。
星田直彦 |  2015.09.20(日) 08:33 | URL |  【編集】

ごんたさんへ

おはようございます。

1年を1周であらわそうとすると、
針の動きがとっても遅いので、目盛りを読むのが大変ですね。
1日の時間だけでも、短針を2周させているくらいですから。

ただ、「時分」はあきらめて、「年月日」を示すだけの時計なら、面白いかもしれません。
星田直彦 |  2015.09.20(日) 08:27 | URL |  【編集】

ごんたさんへ

機械ではないですが、
もっとも古い時間を知る道具、日時計と
天体観測がそれにあたるんじゃないかと思います。
そもそも時間は、季節が一周するするのを365.25日と発見し、その1日を24時間に分け、1時間を60分と分けていっただけですから。

もしかすると、将来時間の概念が変わるかもしれませんよ。
今でも、SwatchInternetTimeとか提唱されていますから。
お名前がありません |  2015.09.19(土) 03:30 | URL |  【編集】

ちょっと関係ないかも知れませんが

昔から考えていた事ですが、一年に一回転する機械を作り、そこに長ーい針を
取り付けます。文字盤を細かく刻めば、時間はおろか、年月日すら一本の針で
分かる時計ができますよ。
問題はどれぐらいのサイズなら判読可能になるか?という点が解決していない事
でしょうかね(笑)
ごんた |  2015.09.18(金) 23:45 | URL |  【編集】

りょうけんさんへ

おはようございます。

トリップメイトをお持ちの方は多かったと思います。
りょうけんさんのように時計部分だけで使っている例も何度か見たことがあります。

ラジウムの件は、知りませんでした。
教えていただき、ありがとうございました。
星田直彦 |  2015.09.18(金) 08:43 | URL |  【編集】

「お名前がありません」さんへ

おはようございます。

あ、完全に書き間違いをしておりました!
すぐに訂正いたします。

ありがとうございました。
星田直彦 |  2015.09.18(金) 08:37 | URL |  【編集】

長針 … 分
短針 … 時間
不要なのは、長針ではないですか?
お名前がありません |  2015.09.18(金) 08:21 | URL |  【編集】

見覚えがある

トリップメイトを持っていたと思います。外側が、茶色の人工皮革のやつを。
踏んづけてケースの蝶番が歪み、時計部分だけを使っていた記憶もあります。
なお、目覚まし時計の夜光塗料は、ラジウムか何かを使っていたので、使用禁止になったんですよね。
りょうけん |  2015.09.18(金) 03:48 | URL |  【編集】

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