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2014.02.02 (Sun)

円満寺の算額

 近頃、なんだか「算額」にはまっている。
 「算額」というのは、簡単に言うと数学の問題が書かれた「絵馬」。

 江戸時代に、和算マニアが自分が解いた問題や自分が作った問題を絵馬にしてお寺に奉納するというシステムがあった。
 今でいえば、ネットで公開するってことに近い。
 近いというか、ほとんど同じことだな。

 古い絵馬はなかなか残っていなくて、奈良県には5枚しかないようだ。
 そのうちの1枚を見るために、奈良市の円満寺に行った。


   ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます

 額の縁に「天保15年」と書かれてある。1844年だ。
 今から170年前に掲げられた算額だ。
 しっかりと字が読めるから、もしかしたらレプリカかも。

 3つの問題が載っている。
 右の問題なら、みなさんも解けるのではないだろうか?

------------------------------------------------------------------
【問題】
 正三角形の中にすっぽりと正六角形が入っている。
 正三角形の1辺の長さが6寸のときの、正六角形の1辺の長さを求めよ!
------------------------------------------------------------------

 ぜひ、挑戦してみてください!
 算額に書かれた図なんて見なくても、解けますか?

【 続きです! 】



   ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます

 算額に「三角」、「六角」とあるのは、それぞれ「正三角形」「正六角形」のことだ。
 問題自体は簡単だ。
 多分、小学校の高学年、いやいや、中学年でもできるかもしれない。

 しかし、だ。
 答えは算額にあるように「2寸」でよいのだが、この算額に書かれた「解法」がおかしい。
 どこがおかしいかは、後日(たぶん、明日か明後日!)。

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テーマ : 数学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 正三角形 正六角形 天保15年 絵馬 奈良県 円満寺 算額

00:10  |  数学  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

きくちゃんへ

こんにちは。

小さい頃に、見たことがあるのですか!
私も見た経験はあったのだろうけど、記憶に残っていないのです。
今頃になって楽しんでいます。

奥が深そうで、楽しめそうです。
星田直彦 |  2014.02.03(月) 16:00 | URL |  【編集】

江戸時代の人は凄い!

ごくごく小さい頃、
神社に掛かっていた、房のような絵と図形が描かれた、古い額を見て
書かれた字は読めない(多分今でも読めない)し、
「何だろう?」と思った記憶がありまます。

それが「算額」というものだとわかったのは、二十歳以降のこと、
「塵劫記」、「関孝和」など、「和算」の存在を知ってからでした。

「なんて洒落た、素敵な風習、習慣なんだろう!」、そう思いました。
「塵劫記」がミリオンセラーだったということも驚きでした。

額がかけられる時の光景、掛けた人の心の内を想像するだけで、
ほのぼのした(ぴったりの表現が思いつきません)気分になります。
きくちゃん |  2014.02.03(月) 12:30 | URL |  【編集】

アンギラスさんへ

こんにちは。

私なんぞでは太刀打ちできない問題の方が多いって完食を持っています。
すごいですよね。

明日も、明後日も、算額の話題が続きます。
お楽しみに!
星田直彦 |  2014.02.02(日) 11:30 | URL |  【編集】

算額

小学生でも解けるような問題から、6次や7次方程式とか理数系大学のトップクラス(少なくとも私は死ぬまで解けない)でないと解けないようなのもあるらしいですよ!

和算の水準は、かなり高かったようですね。
アンギラス |  2014.02.02(日) 09:56 | URL |  【編集】

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