02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫03月  |HOME管理

2017.03.22 (Wed)

ドミノ



 『蜜蜂と遠雷』で直木賞を受賞した恩田陸(おんだ りく)の本。
 由希子はこれまでに恩田陸の本を何冊も読んでいるのだが、私はこの本が初めて。

 まあ、次から次に事件が起こって、落ち着くときがないはちゃめちゃなストーリーでした。


    『 ドミノ 』  恩田 陸

------------------------------------------------------------------
 7月のある蒸し暑い午後、営業成績の締め切り日を迎え色めき立つ生命保険会社から、差し入れ買い出しのためにOLが東京駅に向かって走りだす。
 ここを物語の出発点として、ミュージカルのオーディションを受ける母娘、俳句仲間とのオフ会のため初めて上京した老人、ミステリーの会の幹事長のポストを推理合戦によって決めようとする学生たち、従妹の協力のもと別れ話を成功させようともくろむ青年実業家、訪日中のホラー映画監督など、さまざまな人間が複雑に絡みあうなかで、物語は日本中を揺るがす大事件へと発展していく。
------------------------------------------------------------------


 とにかく登場人物が多い。20人をゆうに越える。
 彼らがそれぞれの立場で重大な局面にいて、重要な役どころだから面白い。

 場所は東京駅。
 小説を読む前に、東京駅の地図を簡単に頭に入れておくとよいと思う。

 キーアイテムは「どらや」の紙袋。
 この紙袋がいくつもあって、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、入れ替わったり……。
 私は気をつけて読んでいたにもかかわらず、その所在がわからなくなった。
 悔しい!



 この小説を読めば、人情の機微に触れることができるというものではありません。
 そういう話ではないですが、爽快感はあります。

 『24』風にドラマか映画でやったら面白いと思います。
 『ドミノⅡ』もどこかで連載中とのこと。これも読んでみたい!

 さて、話の中で、重要な役割を担うポストがあります。
 先日東京駅に行ったときにそのポストを探し回ったのですが、見つかりませんでした。 撤去されてしまったのかな?

スポンサーサイト


テーマ : オススメの本 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : ポスト 紙袋 東京駅 恩田陸 蜜蜂と遠雷 ドミノ おんだりく 直木賞

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.02.23 (Thu)

名探偵の掟



 ブログで本の紹介をするのは、ずいぶん久しぶりのような気がする。
 忙しくて本を読む時間がないのでしょうね――と言ってくださる人もいるが、そんなのではない。
 小説のような本だとストーリーがあるから、最初から読み始めなければならない。そして、最後まで読まないと話がわからない。
 当たり前のことなのだが、その作業を始めるときの「ヨイショ!」が辛くなってきている。

 今回の本は、文庫本。だから手に取りやすい。
 しかも、私の好きな東野圭吾。
 さらに、短編。
 これだけ揃えば、さすがに読むことができる。


    『 名探偵の掟 』  東野圭吾

------------------------------------------------------------------
 完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリー界の謎」とは?
 本格推理のさまざまな “お約束” を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリー。
------------------------------------------------------------------


 簡単にいうと、名探偵が登場する「ふざけた本」です。
 でも、とても楽しめました。

 推理小説の「お約束」をひとつひとつ丁寧に破っていきます。
 これを読むと、推理小説って、作者と読者との間に「暗黙の了解」があって成り立っているのだなとわかります。

 これがテレビドラマの推理ものだと、作り手と視聴者の間の「暗黙の了解」はさらにタイトになる。
 なにしろ、1時間か2時間で必ず解決せねばならないのですから……。

 じつは、2009年に松田翔太主演でテレビドラマ化されていたようだ。ぜんぜん知らなかった。
 続編で『名探偵の呪縛』も出ています。



テーマ : 推理小説・ミステリー - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 松田翔太 フーダニット 天下一大五郎 童謡殺人 バラバラ死体 時刻表トリック 完全密室 名探偵の掟 短編 東野圭吾

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2016.08.27 (Sat)

『單位知識王』好評!


   ※台北市「單位展」
    ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。


 9月16日まで、台北市で「単位展」が開催されています。
 2015年に東京・六本木で行われていた「単位展」が、台湾でも行われているのです。


   21_21 DESIGN SIGHT 企劃展 in Taipei 單位展
   http://www.accupass.com/go/measuringintaipei


 台湾は近いとはいえ、やはり外国。
 でも、調べてみたら、やっぱり近い。
 LCCを使えば、私が思っていた金額よりもずっと安くで行けると言うことを知りました。
 でも、タイミングがうまく合わないってことですね。



   『單位知識王』  星田直彦
   http://www.books.com.tw/products/0010720054


 さて、この本、以前も紹介しましたが、2014年2月に刊行した拙著 『図解・よくわかる 単位の事典』(メディアファクトリー新書)の台湾版です。

 発売日が7月5日。
 こちらは「單位展」とのタイミングはばっちり! まるでタイアップしているかのよう!

「單位展」のミュージアムショップに置いてもらえないかなぁと願っていたのですが、ありがたいことに並べていただいていたようです。


   ※『單位知識王』in 「單位展」
    ※画像をクリックすると、大きな写真を見ることができます。


 昨日、スタッフの方からうれしいニュースが届きました。
「單位展」のショップで、この本が人気商品8位にランクインしていたとのこと!

 8位というと、「微妙~」と思われるかもしれませんが、オリンピックで言えば「入賞」です。
 それに、このショップでは思わず買いたくなるような(手強い)グッズがたくさん売られているので、そのなかで8位というは快挙です(って私が言っても説得力はありませんが……)。
 ベストテンの中で、書籍はこれだけとのことでした。



テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 星田直彦 單位展 台北市 ミュージアムショップ 図解・よくわかる単位の事典 台湾 21_21DESIGNSIGHT  單位知識王

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2016.08.18 (Thu)

チルドレン



 伊坂幸太郎のファンに代表作を尋ねると、まずは、『チルドレン』、「死神」シリーズ、「ギャング」シリーズから始めるとよいと教えてくれた。

 伊坂幸太郎の本は何冊かは読んでいる。しかし、私は上記のどれも読んでいない。
 まずは、『チルドレン』から始めてみた。


    『 チルドレン 』   伊坂幸太郎

------------------------------------------------------------------
 こういう奇跡もあるんじゃないか?
 まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
 短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに「短編集」とあっても信じないでください。
------------------------------------------------------------------


 この本を読んで、まず言いたいこと!
 登場人物の一人、陣内がよい!
 よくもまあ、こんなキャラクターを生み出すものだ。

 この本には、5つの短編が入っている。
 しかし、どれも、「え、そんな結末ってあるの?」って感じ。

 私はもちろん、本に収められている順番に読んだのだが、最初の話から「え?」っとなった。
 だって、銀行強盗の話なのに、それが考えられない展開で結末を向かえる。

 2つ目の話は、当然、銀行強盗のその後の話かと思いきや、陣内のその後の話になっていて……。
 う~、面白すぎる!

 2005年の本屋大賞入賞作。早く読めばよかった!
 続編の『サブマリン』が出ているそうな。もちろん、読む!



テーマ : 読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 本屋大賞入賞 サブマリン 短編集 陣内 「陽気なギャング」シリーズ 「死神」シリーズ チルドレン 伊坂幸太郎

06:00  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2016.08.07 (Sun)

4人のサイン



 先日、西新宿五丁目駅からすぐの台湾料理のお店「山珍居(サンチンキョ)」に行った。私にとっては、初めてのお店。

 ここに、私を含めて6人が集まった。
 目的は、下記の2冊の出版記念。

   『面白くて眠れなくなる元素』  左巻 健夫
   『日本列島の地震・津波・噴火の歴史』  山賀 進



 かなり古くからあるお店のようで、店の中には、たくさんのサインが飾られてあった。
 それがみな、名のある人物ばかり。

 私がいちばんすごいと思った色紙、それには有名な4名の文豪のサインが書かれていた。


テーマ : オススメの本 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 赤塚不二夫 光瀬龍 星新一 小松左京 筒井康隆 山賀進 左巻健夫 サンチンキョ 山珍居

00:10  |  本の紹介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
 | HOME |  NEXT